2019年02月18日

2/23・24 講演会「ここまで来た! 世界をリードする西表島のネコ対策」 のお知らせ

ノラネコやノネコが希少生物の生存を脅かす場合があることをご存知でしょうか?

野生の肉食動物にとってはカエルヤトカゲなどの小動物をとりあう競争相手となるだけでなく、また希少生物自身を食べ物として襲うことがあるためです。

また、ヤマネコとはネコエイズウィルスのような共通の感染症があるため、予防接種をはじめとした適正飼育はイリオモテヤマネコ保護につながります。


現在、全国各地で行われているノラネコ対策の先駆けである西表島。

地域住民・NPO・行政などが協力し、確かな成果をあげています。

今回は西表島のノラネコ対策と、飼い猫の適正飼養の促進に向けた取り組みをご紹介します。

飼いネコ適正飼養3(最終).jpg

講演会「ここまで来た! 世界をリードする西表島のネコ対策」

日時・場所  ※両日、同じ内容です。
 2月23日(土) 14:00〜16:00 上原多目的集会施設(上原、上原港県道入口の建物)


 2月24日(日) 10:00〜12:00 竹富町離島振興総合センター(大原)



講演内容
「人とペットが西表島の自然と共存していくために」
 仲盛 敦 氏 (竹富町役場政策推進課)

「世界自然遺産候補地をリードする西表島のネコ対策」

 長嶺 隆 氏 (NPO法人どうぶつたちの病院 沖縄)

「類希な奇跡の島−西表島−の奇跡を振り返る 〜これからの課題解決への期待を込めながら」

 諸坂 佐利 氏 (神奈川大学法学部)

申し込み不要・参加無料

共催:竹富町町役場、環境省西表自然保護官事務所

お問い合わせ:環境省西表自然保護官事務所(TEL0980-84-7130)



参考URL

希少種とノネコ・ノラネコ(環境省HP)

https://www.env.go.jp/nature/kisho/noneko.html


(田口)




posted by IWCC at 11:26| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月16日

本年もよろしくお願いいたします。

みなさま 本年もよろしくお願いいたします。

昨年は、交通事故が9件発生しヤマネコたちにとって受難の年でした。
そのなかで、12月に交通事故で保護された個体は、順調に回復し無事に野生復帰いたしました。
交通事故に遭いながらも野生復帰できた個体は2例目です。

冬場になりヤマネコたちも繁殖シーズンに入りました。
活発に動き回り道路横断の目撃も増えてきていますので、島内を車で走行される方は生き物たちに優しい運転をよろしくお願いいたします。

(かんとう)
posted by IWCC at 18:10| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月26日

チラシ「ヤマネコに出会ったときのお約束」について

地域の皆さんや観光客の皆さんに向けて、イリオモテヤマネコに出会ったときに守っていただきたい基本的な事柄をチラシにまとめました。

島内在住のデザイナーさんと一緒に、手にとってもらいやすいチラシデザインに仕上げました。

ぜひ一度ご覧ください。


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イリオモテヤマネコに出会ったときのお約束

  食べものをあげない

  追いかけない

  子ネコには近づかない

  つよい光をあてない

  行動をじゃましない



(田口)
posted by IWCC at 17:15| お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月10日

続【祝・放獣!!】浦内地区に2頭目のヤマネコも放獣しました

7月24日のオスの幼獣に続いて(くわしくはこちらへ)、7月31日に救護飼育していたヤマネコのメスの幼獣を放獣しました。

2018年8月発行分.jpg


この個体は5月13日に浦内の集落内に衰弱した子ネコがいるとの連絡が入り、緊急的に保護をした個体です。

保護当時はかなり痩せており、逃げる気力もないほどに弱っていました。

現場で応急処置をし、急いで保護センターに運んで診察・治療を開始したところ、段々と回復をしてくれました。

外見からはわかりませんでしたが、獣医師による診察結果から、原因は不明ですが下顎には小さな割れがあり一部の歯が外側に曲がっていることがわかりました。

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保護当日の幼獣W-217♀の様子


NPO動物たちの病院沖縄の獣医師による治療や2カ月半にわたる救護飼育を経て、体長が回復し、また順調に成長しました。

1保護時には520gしかなかった体重は、放獣前の最終診察では2000gを超えるまでに増加しました。

下顎に異常が見られたことから、野生での餌動物をうまく捕食できるかが心配でしたが、生きたカエルを捕らえて骨ごと食べたり、硬いヘビ肉も問題なく食べるようになりました。

その他、木登りなどの野生での生活に必要とされる行動についても問題がないと判断されたことから、野生復帰をさせることになりました。

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放獣直前の幼獣W-217♀の様子


西表野生生物保護センターでは、放獣後のモニタリングのために目撃情報を集めています。

特にケガをしている、衰弱をしている場合には早急にご連絡お願いいたします。

他の個体と見分けられるように、W-217♀は尾の先端の毛を刈っています。

尾の毛は1ヶ月ほどで元のように生えそろいます。

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個体の目印のために尾の先端の毛を刈っています


ヤマネコダイヤル「ケガ・死亡・子ネコ」小.jpg

(田口)
posted by IWCC at 16:58| 傷病救護 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月27日

【祝・放獣!!】浦内周辺での放獣ヤマネコの目撃情報募集中です

7月24日(火)に浦内地区にて、救護飼育をしていたヤマネコのオスの幼獣(W-218♂)を放獣しました。

180724W-218放獣周知及び情報募集用.jpg

この個体は5月15日に浦内集落内の民家の庭から逃げない子ネコがいるとの連絡を受けて、保護をした個体です。

保護当時は痩せており、尾にはケガをしていました。


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保護当時の幼獣W-218♂の様子

NPO動物たちの病院沖縄の獣医師による治療や2カ月にわたる保護飼育を経て、負傷は感知し、順調に成長しました。

保護当時は540gしかなかった体重は、放獣前日の最終診察では2200gにまで増えていました。

木登りや生きた餌動物の捕食など野生での生活に必要とされる行動についても問題がないと判断されたことから、この度野生復帰をさせることができました。

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放獣前の幼獣W-218♂の様子

西表野生生物保護センターでは、放獣後のモニタリングのために目撃情報を集めています。

特にケガをしている、衰弱をしている場合には早急にご連絡お願いいたします。

他の個体と見分けられるように、尾の中央部分の一部を毛刈りしています。

尾の毛は1ヶ月ほどで元のように生えそろいます。

IMG_6540(小).jpg
個体の目印のために尾の中央部分の毛を一部を刈っています。


ヤマネコダイヤル「ケガ・死亡・子ネコ」小.jpg


(田口)




posted by IWCC at 13:00| 傷病救護 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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