2014年11月07日

【2014年4件目】ヤマネコの交通死亡事故発生! 


とても残念なお知らせです。

またしてもヤマネコの交通事故が起きてしまいました。


11月3日(祝・月)の18時40分頃、保護センターからもほど近い古見相良川付近の県道上での事故でした。


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事故現場の様子


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事故に遭ったメスの若いヤマネコ



事故現場付近では6月頃から仔ネコや親仔連れの様子が多数目撃されていました。


死亡したのはまだ若いメスだったので、今年生まれたヤマネコだった可能性もあります。


保護センターではヤマネコ注意看板の設置やチラシ掲示・配布をするなどして事故の危険性が高い場所として注意喚起を行っていた場所だけに今回の事故は非常に残念です。


ヤマネコの交通事故は今年に入って4件目となり、そのうち今回を含む3件が死亡事故となっています。


また、今年はこの他にも当事者である運転手から接触事故が2件報告されています。


2件ともヤマネコの仔ネコと見られ、走行中の車にヤマネコのほうからぶつかってきたと聞いています。




これからの季節は仔ネコの親離れの時期となり、経験が浅く警戒心の薄い仔ネコが事故に遭いやすい時期です。


冬になると大人のヤマネコたちは恋の季節を迎え、特にオスネコはメスを探して活動的になります。


交通事故の危険が高まる季節となりますので、いつも以上に安全運転をお願いします。


ヤマネコの事故が起きる夜間の運転やヤマネコ注意看板の付近では特にご注意ください。


移動式看板日付入り@.JPG

島内に設置しているヤマネコ注意看板。今年から最新の目撃日を掲示を始めました



イリオモテヤマネコを目撃した、衝突してしまった、死体を発見したなどの場合は西表野生生物保護センターに至急の通報をお願いします。


365日24時間いつでも対応できる体制を取っています。


ヤマネコ緊急ダイヤルrev.jpg




(田口)




ラベル:交通事故
posted by IWCC at 13:25| 交通事故 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月11日

【祝】交通事故からの初の野生復帰!!

さる9月3日にヤマネコの仔ネコ(メス)の放獣を行いました。

この個体は8月26日の未明に交通事故に遭い、野生生物保護センターに保護した後に治療・飼育を行っていました。

幸いなことに骨折などの重症がなく、事故後は順調に回復してくれたことから野生に帰せることになりました。


DSCN8186.JPG
放獣直前の仔ネコの様子(首の下に見える赤いものは発信機です)


今回の事故は65件目の事故となりますが、記録がある1978年以降交通事故からの野生復帰は初めてのことになります。

これまでのヤマネコの交通事故は多くが発見時にはすでに死亡していました。

息があった個体もいましたが数日後に死亡しまったり、命は取り留めたものの後遺症が残り野生に帰ることができず終生飼育となった個体もいます。

そうしたなかで、交通事故から回復し野生に帰るヤマネコが初めて出たことを職員一同心から嬉しく思っています。

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放獣後の追跡調査で撮影した仔ネコ


仔ネコには今後の追跡調査のために赤い発信機をつけています。

追跡調査の結果、事故前から目撃されていた高那のホテル近辺で行動しているようです。

交通事故に遭ったにもかかわらず、また県道にも出てきてしまっているようです。

道路上で轢かれたカエルを食べているところも目撃されています。

再び交通事故に遭うことの無いように皆さんのご協力をお願いいたします。



【保護センターからのお願い】

ドライバーの皆さんへ
高那を通行の際には運転にご注意ください。
もしヤマネコが飛び出してきても、車のスピードが遅ければ命が助かる場合があります。

ヤマネコを観察される皆さんへ
人馴れ・車馴れを防ぐために仔ネコを見かけても人間からは近づかないようにしてください。
同じ理由で観察時間や写真撮影もできるかぎり最小限に抑えていただければと思います。

そして、ヤマネコを目撃した際には保護センターまでご連絡下さい。

ヤマネコ緊急ダイヤルrev.jpg


(田口)

posted by IWCC at 16:41| 交通事故 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月08日

仔ネコの接触事故が発生! 

7月27日(日)の15:20頃、車と仔ネコ(ヤマネコであるかは未確認)との接触事故が発生しました。

事故現場は保護センターからも程近い相良、古見岳登山口付近です。

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仔ネコは事故現場から逃げてしまい、センター職員が現場を捜索したもののその後の生死がわかっていません。

事故発生前後に現場付近でヤマネコを見かけた方は保護センターまでご連絡お願いします。


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当事者の方は事故後その足で保護センターに立ち寄り、事故について知らせてくれました。

聞き取りによると仔ネコの予期せぬ行動により、事前にヤマネコに気づいて低速で走行していたにも関わらず事故が起きてしまったそうです。


<事故発生時の様子>

 ・海側車線を通行中に山側車線に仔ネコがいることに気づいた。

 ・仔ネコは山側の茂みに戻ろうとしていたので注意しながら低速で通過しようとしていた。

 ・しかし、車が仔ネコに近づいたところで何故か車の方に近づいてきて車の下に潜り込む形になった。

 ・後続車が接近していたため止まることができずに、仔ネコが車にぶつかる音が聞こえた。

 ・その後は姿を見ていない。後続車はヤマネコに気づいていない様子だった。


8月以降も島内各地で夜間に限らず仔ネコが目撃されています。

ドライバーの皆さんには引き続き安全運転をお願いいたします。


(田口)

posted by IWCC at 13:00| 交通事故 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月19日

北岸での運転は仔ネコに注意!

西表では7月以降、連日同じ場所で仔ネコが目撃されています。

多い日には一晩で13回も目撃されています。

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連日目撃されている仔ネコ


交通事故に遭う危険が高いため移動式看板を設置し、草刈りを行い、島内各所にチラシも配布したうえで、現場付近で注意喚起も行いました。

20140715仔ネコ目撃多発ポスター.jpg
島内に配布・掲示したチラシ


しかし、依然と仔ネコ車の前に飛び出したり、ヒトや車を怖がらなかったりと危なっかしい行動をとっています。

ここまで来るとかわいいを通り越してかなり心配です。

いつ事故が起きてもおかしくない状況で、むしろ今まで起きていないことが不思議なくらいです。

今まで以上に気を付けて安全運転をお願いします。

道路上に出てきているようならガードレールを叩くなど大きな音を出して驚かして追い払ってください。


ヤマネコ緊急ダイヤルrev.jpg


ヤマネコに夢中になってハザードランプも点けず駐車、カーブに駐車しっぱなしなんていう観察する方の様子も見かけます。

ヒトにもヤマネコにも優しい安全運転をお願いします。

明後日の海の日で無事故日数は180日になります。

マナーを守って、温かくヤマネコを見守ってあげてください。

目撃した際にはぜひ保護センターにご連絡をお願いします。


(田口)


posted by IWCC at 18:00| 交通事故 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月27日

夜の注意喚起にはりきる「まーや」

前回のブログでお知らせしていましたように、夜の県道で交通事故防止への注意喚起を行いました。

大原駐在所の仲松警部補と保護センター職員とイリオモテヤマネコのまーやとで、去年付近で2件の交通事故が発生している野原崎展望台で実施しました。

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ドライバーにチラシを配るセンター職員とまーや


1時間の間に現場を通行した車両は10台以下でしたが、ドライバーさんに直接注意喚起をお願いできました。

ドライバーさんの顔が見えるので、港などでのチラシ配りとはまた違った手ごたえを感じました。

ドライバーの皆さん、安全運転へのご協力ありがとうございます。

仲松さん、まーや、お疲れ様です。

 来月も同じように夜間の注意喚起を実施していく予定です。


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注意喚起にはりきる「まーや」


(田口)



posted by IWCC at 13:05| 交通事故 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする